Web

WordPressを独学で覚え、1か月で自作テーマを納品した話

広告 当サイトは広告・アフィリエイト広告を利用しています。

私が初めてWordPressに触れたのは、2018年頃です。

当時は職業訓練校を卒業したばかりで、HTMLとCSS、JavaScriptを少し触れる程度でした。
私が職業訓練校でWeb制作を学び、この仕事に就くまでの経緯は、Webサイト制作をどう学んだか|30歳からの転職でも詳しく書いています。

WordPressについては、そもそも何をするものなのかもよく分かっていませんでした。

そんな状態だった私が、仕事でいきなりWordPressサイトの制作を任されることになります。

しかも、納期は約1か月後。

今回は、WordPressをほとんど知らなかった私が、調べながら自作テーマを作り、実際にクライアントへ納品するまでの経験を書いていきます。

独学で遠回りしたくないなら、学ぶ順番が決まっている環境を利用するのも一つの方法です。Web制作を体系的に学びたい人は、デイトラの講座内容をチェックしてみてください。

※上記リンクにはアフィリエイト広告が含まれます。

WordPressを知らないのに納期は1か月後

私がその職場に入ったとき、Web制作チームにはコーダーが一人もいませんでした。

メンバーは、

  • ディレクター2人
  • デザイナー1人
  • 入ったばかりの私

の4人。

なぜコーダーがおらず、ディレクターが2人いたのかは今でもよく分かりません。

そして初日、某幼稚園に納品するWebサイトのコーディングを任されました。

デザインはすでに完成していて、コーディングだけが手つかずの状態です。

ディレクターから、

「このデザイン通りにWordPressのテーマを作って、カスタム投稿も追加してください」

という説明を受けました。

当時の私の頭の中は完全に「?」です。

職業訓練校ではHTMLやCSS、JavaScriptを少し学んでいましたが、WordPressはほぼ未経験。

「WordPressって、そもそも何?」

というところからのスタートでした。

そして、さらに衝撃だったのが納期です。

約1か月後には完成させなければなりませんでした。

心の中では、

「無理無理。できるわけないじゃん!」

と思っていました。

まずはWordPressが何なのか調べるところから

とはいえ仕事なので、何もしないまま「できません」では済みません。

まずはWordPressについて、とにかく調べました。

そもそもWordPressがどんなものなのか知りたい方は、WordPressとは?初心者向けに仕組み・できることをわかりやすく解説で基本的な仕組みを紹介しています。

調べていくと、

  • CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であること
  • PHPで作られていること
  • 世界中のさまざまなWebサイトで使われていること
  • テーマという仕組みでデザインを作ること

などが少しずつ分かってきました。

当時の私は、

「自分が知らなかっただけで、Web制作の現場では普通に使われているものなんだ」

と驚いたのを覚えています。

今ではWordPressを触ることに何の抵抗もありませんが、最初は本当にその程度の知識しかありませんでした。

XAMPPを入れて、初めてWordPressを動かした

調べているだけではサイトは完成しません。

次は、実際にWordPressを動かしてみることにしました。

当時、ローカル環境を作る方法として調べて出てきたのが「XAMPP(ザンプ)」です。

XAMPPを自分のPCにインストールし、指定されたフォルダへWordPressを設置。

設定を進めていくと、ついにWordPressの管理画面が表示されました。

今では見慣れた画面ですが、当時は、

「おお、本当にWordPressが動いた」

というだけで妙にうれしかったのを覚えています。

ただ、もちろんWordPressをインストールできたからといって、Webサイトが完成するわけではありません。

本当に大変だったのは、ここからでした。

PHPを触っては壊す、試行錯誤の日々

WordPressのテーマ制作を始めてからは、毎日が試行錯誤でした。

PHPファイルを編集すると画面が真っ白になる。

エラーが表示される。

CSSを変更すると、今度は別のところが崩れる。

何を直せばいいのかすら分からないことも何度もありました。

そのたびにエラーメッセージや症状をインターネットで検索して、修正して、また動かしてみる。

その繰り返しです。

仕事が終わったあとも、頭の中ではずっとWordPressのことを考えていた気がします。

特に苦労したのが、

  • 自作テーマに必要なPHPファイル
  • WordPressのテンプレート階層
  • 各PHPファイルが読み込まれる仕組み
  • カスタム投稿タイプの実装
  • WordPress独自の関数
  • デザインカンプ通りに仕上げるCSS

などでした。

WordPressの仕組みを覚えるだけでも大変なのに、同時にサイトも完成させなければいけません。

今振り返っても、かなり無茶な状況だったと思います。

少しずつサイトが形になっていった

それでも毎日WordPressを触っていると、少しずつ仕組みが分かるようになってきました。

最初は真っ白だったページにヘッダーが表示される。

投稿した内容が画面に出る。

カスタム投稿が管理画面に追加される。

そして、デザインカンプ通りにページが組み上がっていく。

この頃から、苦しさよりも楽しさを感じることが増えてきました。

素材やデザインはすでに用意されていたため、それを自分のコードでWebサイトとして形にしていく作業は面白かったです。

職業訓練校で初めてHTMLを書いたときにも、同じような感覚がありました。

自分が入力したコードがブラウザ上に表示される。

ただそれだけなのですが、当時はそれが本当にうれしかった。

今でもWeb制作の仕事を続けている理由の一つは、この**「自分で作ったものが画面に表示される面白さ」**なのかもしれません。

何とか完成して、実際に納品

試行錯誤を繰り返しながら、何とかサイトは完成しました。

最後はデバッグや細かなデザイン修正が入り、予定していたスケジュールを少しオーバーしてしまいましたが、無事にクライアントへ納品することができました。

クライアントにも喜んでもらえました。

初めてWordPressで一から構築したサイトだったこともあり、今でも思い入れがあります。

現在もたまに自分で検索して、そのサイトを見にいくことがあります。

「まだ残っているな」

と思うとうれしいですね。

一方で、今見ると直したくなる部分もたくさんあります。

当時はWordPressの仕組みを完全に理解していたわけではないので、コードもかなり煩雑でした。

「今ならもっときれいに作れるのに」

と思うこともあります。

ただ、あのときの自分なりに調べながら必死に作ったものです。

そう考えると、あれはあれで当時の自分の精一杯だったのかなと思っています。

WordPressは実際に作りながら覚えた

改めて振り返ると、かなり特殊な環境だったと思います。

コーダーが一人もいない。

周りにWordPressについて質問できる人もいない。

その状態で、WordPressを使ったWebサイト制作をいきなり任されました。

ディレクターにも何度か相談しましたが、返ってくる答えは、

「自分で調べてやってください」

でした。

厳しいですね。

ただ、この経験があったからこそ、WordPressについてかなり深く調べることになりました。

分からない。

調べる。

試す。

エラーになる。

また調べる。

直す。

この繰り返しです。

私の場合は、体系的にWordPressを勉強してからサイトを作ったわけではありません。

作らなければならないサイトが先にあって、必要になった知識をその都度覚えていきました。

結果的には、それが私にとってのWordPressの学び方になりました。

今なら、まず基礎から学んだ方がいいと思う

結果的には何とか納品できましたが、今からWordPressを勉強する人に同じ方法をおすすめするかと言われると、そうではありません。

私は仕事だったのでやるしかありませんでしたが、WordPressには独自の構造があります。

HTMLやCSSだけでなく、

  • PHP
  • テンプレート階層
  • WordPressのループ
  • functions.php
  • 投稿や固定ページの違い
  • カスタム投稿
  • プラグイン

など、覚えることは少なくありません。

最初に本や教材、スクールなどで基本的な構造を理解しておけば、当時の私ほど苦労する必要はないと思います。

もちろん、すべて覚えてから制作を始める必要はありません。

基本的な仕組みを理解したうえで、実際に自分でテーマを作ってみる。

分からないところが出てきたら、その都度調べる。

この繰り返しが一番身につきやすいのではないかと、今は感じています。

Web制作を基礎から学び、仕事につなげたい人へ。デイトラでは、HTML・CSSだけでなく、JavaScriptやWordPressなど実務を意識したWebスキルをオンラインで学べます。

※上記リンクにはアフィリエイト広告が含まれます。

AIがあっても、WordPressの知識は無駄にならない

2018年当時と今で大きく違うのは、AIがあることです。

分からないコードがあればAIに質問できますし、PHPやCSSのコードを書いてもらうこともできます。

私がWordPressを勉強していた当時にAIがあれば、かなり助かっただろうなと思います。

ただ、AIがコードを書いてくれるからといって、WordPressの仕組みを知らなくてもいいとは思っていません。

AIが生成したコードが正しいのか。

どのファイルに書けばいいのか。

エラーが起きたときに何が原因なのか。

最終的に確認するのは人間です。

特に仕事としてWebサイトを制作するのであれば、AIを使うためにも最低限の構造やコードの知識は必要だと感じています。

AIが今後さらに進化して、Webサイトを丸ごと作れるようになったとしても、出力されたものを理解し、確認し、必要に応じて修正できる人は必要でしょう。

まとめ

私がWordPressを覚えたきっかけは、「勉強してみよう」と思ったことではありませんでした。

WordPressをほとんど知らない状態で、突然仕事を任されたことが始まりです。

しかも納期は約1か月。

当時はかなり大変でしたが、自分で調べながら一つのサイトを完成させた経験は、その後Web制作を続けていくうえで大きな財産になりました。

その後もWordPressテーマを作る経験を重ね、最近では自作したWordPressテーマをココナラに出品するところまで実際にやってみました。

WordPressに限らず、Web制作は実際に手を動かしてみないと分からないことがたくさんあります。

ただし、何も知らない状態から私のようにいきなり実案件へ飛び込む必要はありません。

まず基本を知る。

実際に作ってみる。

分からなければ調べる。

そして、また作る。

今振り返ると、この繰り返しがWordPressを覚えるうえで一番大切だったように思います。

Web制作を学んで、副業や転職など仕事につなげたい人へ。デイトラならオンラインでWebスキルを学べます。まずは公式サイトでカリキュラムを確認してみる →

※上記リンクにはアフィリエイト広告が含まれます。

アバター画像

やおや

WEBエンジニアです。 犬好き。 野菜は苦手。